初心者のための富士登山ガイド > 初心者のための基本情報 > 登山ルートについて
富士山を登山する際には4つの登山コースがあり、「五合目」と呼ばれるところまで車やバスでアプローチするのが一般的です。
各ルート毎に、同じ「五合目」と言っても標高も山頂までの距離もまちまちで一体何を基準に決めたのやら・・・と思ったりもしますが、それはそれとして富士登山に先立ってどこから登るかを選択しなければなりません。
このページでは、それぞれのコースの特徴をざっくりと解説します。

東京方面からのアプローチが最も近い人気ルートで、人も車も山小屋も最も多いルートです。
このコースには15軒以上の山小屋があり、どの山小屋からも夕方に影富士、早朝に御来光を見ることができるのが特徴です。
また、登山道入り口には立派なレストランが建ち並び観光気分的にはいいのですが、富士登山としてはどうだろうかと思う微妙な感じだったりもします(笑)
●主な特徴
●所要時間の目安
●河口湖登山道までの交通
一足で2〜3mも下れる爽快な砂走りの下山道として知られるルートです。
現在は交通の便がいい河口湖口の方が人気ですが、人が多く渋滞することも多い河口湖口に比べ、ルートや山小屋の混雑も少なく歩く状態としてはなかなか良いコースです。
また、六合目付近までは緑も豊かで花も多く、富士山の自然を眺めながら登るには格好のルートといえます。
●主な特徴
●所要時間の目安
●須走口登山道までの交通
開通時は人気であったが、スタート標高が高い河口湖口・富士宮口の開通により、今では山頂まで最も長く標高差が多いルートとなってしまいました。
歩行距離16.5km、標高差2300mとかなり厳しいルートな上、山小屋も数件しか営業していないため初心者向けではありませんが、空いている分だけ静かで落ち着きがありいつかは登ってみたいルートです。
●主な特徴
●所要時間の目安
●御殿場口登山道までの交通
標高2400mと4つの登山道の内最も高い地点から登りはじめることができる、富士山山頂への最短ルートです。
河口湖口に次ぐ人気ルートで人も車も多く、また登山道と下山道が同じなため混雑時には少々難有りだったりもします。
常に駿河湾を背に見ながら登山できるすばらしいコースですが、ご来光を見たい方には難有りというメリット・デメリットがはっきりしたルートです。
●主な特徴
●所要時間の目安
●富士宮口登山道までの交通
| 河口湖口 | 須走口 | 御殿場口 | 富士宮口 | |
| 登山開始標高 | 2305m | 2000m | 1440m | 2400m |
| 頂上との標高差 | 1471m | 1776m | 2336m | 1376m |
| 登りの楽さ | △ | △ | × | ○ |
| 下りの楽さ | △ | ○ | ○ | × |
| 山小屋の数 | 26件 | 13件 | 7件 | 9件 |
| 人の数 | とても多い | 少なめ | 少ない | 多い |
| 登山途中の御来光 | ○ | ○ | ○ | × |
| 剣が峰の近さ | 遠い | 遠い | 近い | 最近 |
| 駐車場の混雑度 | 激しい | 普通 | 空いてる | 激しい |