初心者のための富士登山ガイド > 富士宮口登山道 > 快晴の富士山お鉢巡りレポート
一息ついたところで思い出さねばいけないのは、ここは頂上であって頂上ではないということです。
富士山の標高は3776m
この高さになっているのは、浅間大社から左手に500m程進んだところにある剣ヶ峰なのです。
富士山の山頂部には火口を取り囲むように、この剣ヶ峰を含んだ「お鉢巡り」というコースが整備されています。せっかく頂上まで登ったので、もう一がんばりしてお鉢巡りも堪能しちぃましょう!
富士山の頂上には、かつて火山活動が活発であった頃の名残である巨大な火口があります。
この火口をグルッと1周するようにまわるのがお鉢巡りです。
お鉢巡りのコース内には、標高3776mとなっている富士山測候所や河口湖口登山道の頂上となっている久須志神社を始め数々の見どころがあるので、登り切って余力が有れば是非堪能してみてくださいね♪
今回は、富士宮口登山道の山頂から時計回りに進んでいきます。


浅間大社の脇を火口を除きつつ進んでいくと、水たまりのような場所があります。
真夏だというのに氷が張っていてビックリしたのですが、これが「このしろ池」です。
このしろ池を通り過ぎて前方に見えてくる一際高い頂が、富士山測候所が建っている剣ヶ峰です。
剣ヶ峰に至る坂は「馬の背」といわれる、滑りやすい急坂です。
(上の写真中央右側)
この坂は登るのもツライですが下るのはもっと怖いので、お鉢巡りの際は時計回りに進むのが一般的になっているようです。
馬の背を登った先、富士山の山頂には「日本最高峰剣ヶ峰」と書かれた碑と、三角点があります。
ここが日本で一番高い場所か!って思うととっても感慨深いですね〜
「日本最高峰剣ヶ峰」の碑よりさらに奥に進み、狭い通路に入っていくと展望台があります。
この展望台からは天気が良ければ富士宮・駿河湾方面が見えるはずなのですが、今回はもっとすばらしい景色を見ることができました♪
影富士です!
眼下に広がる地面に巨大な富士山の影がはっきりと写っていますね〜
こんな風景富士山に登らなきゃ絶対見れません!
お鉢巡りの良いところは、富士山の山頂をグルッと一周するのでいろいろな方向の眺望を楽しむことができることです。
日本一高いところからの眺望は何故かとても気持ちいいですよ〜



剣ヶ峰の脇にある平地(西賽の河原)を見ながらさらに進んでいくと、前方に剣ヶ峰に次ぐ標高となっている白山岳(3756m)が見えてきます。
白山岳の麓(?)にある窪地が小内院と呼ばれる小さな火口です。
(ちなみに、大きい火口は大内院です)
しかし全長3kmにも渡るこの火口は凄いもんですよ。
この辺りから麓の方を見下ろすと、河口湖や山中湖と思われる湖が見えたりもします。
と、感動している内に久須志神社に到着。
河口湖口登山道もどうやら凄い人出みたいです・・・



河口湖口登山道の山頂山小屋群を通過してちょっと行ったところになにやら鈴がいっぱいつけられた鳥居があります。
ここが大日岳の頂上です。
その後、伊豆ヶ岳・成就岳のピークと眺めながら歩いていき、ちょっと景色が開けたところが東賽の河原で、NTTの電話交換所があります
お鉢巡りの最後は。御殿場口登山道の頂上となっている場所です。
ここには銀明水と呼ばれる湧き水があります。
こんなに標高が高い場所に湧き水があるなんてちょっと神秘的じゃないですか?
という感じでお鉢巡りも終了♪
今回紹介した他にも、途中別ルートを通ったりすることでピーク巡りをしたり、違う見どころを見たりすることもできるので、二度三度と楽しめると思います(笑)