初心者のための富士登山ガイド > 河口湖口登山道 > 2日目 富士山登頂!
元祖室から20分ほど歩いたところにある「富士山ホテル」
「太子館」で八合目に入ってからかなり登ってきましたから、もうこの辺で九合目じゃないの?
我々の仲間、誰もがそう信じていました・・・
6:55 「富士山ホテル」到着
入り口の看板には、そんな僕たちの心を「ボキリ」とへし折るひとことが・・・
「標高3400m 本八合 富士山ホテル」
ほ、本八合!?
じゃ、今までの八合ってなんなの〜?
なんて紛らわしい・・・



富士山ホテルは「ホテル」なんて名前ですが、ごく普通に山小屋です(笑)
しかし、その規模はこれまでの山小屋の比ではなく三棟に渡る巨大な山小屋群を形成しています。
ちなみに、帰ってから分かったのですが、富士山ホテルでは300円で荷物を預かってくれるんだそうです。
夜間登山の場合、余計な荷物を山ほど持っているので、ここで荷物を預けて身軽に頂上を目指すのもありかもしれませんね〜
富士山ホテルのすぐ裏手にある「トモエ館」
ここで須走口登山道と合流しています。
トモエ館の隣には江戸屋という山小屋もあり、富士山ホテル&トモエ館&江戸屋で巨大な山小屋群となっています。
富士山頂上までは、残す山小屋は御来光館のみとなるので水分等に不足があれば補給して置いた方が良いかもしれませんね〜





江戸屋の前に「これより浅間大社境内」という碑があるのを確認。
いよいよ頂上エリアに突入か?と思いつつ最後の山小屋となる「御来光館」を目指します。
この辺りは、砂地や砕けた赤い岩がゴロゴロする道で、空気が薄くなっていることと相まって体力を消耗します。
7:35 御来光館に到着〜
最後の山小屋とのことなのですが、まだ九合目にも達してないんですよねぇ
ここから山頂までは1時間以上かかりますので補給とトイレは確実に済ませていきたいところです。
天気が良ければ、このあたりから前方の山肌に九合目「迎久須志神社」の鳥居と、頂上に立つ山小屋群を見ることができます。
「あれが頂上」と分かっていて登れば気持ち的にも楽なのですが、何しろ何度も「本●合」に裏切られているのでイマイチ自信がありません(笑)
(このとき、頂上が九合目ではないかと思ってましたw)


御来光館を過ぎたところに見える白い鳥居は頂上ではありません(笑)
8:15 九合目「迎久須志神社」に到着!
先の白い鳥居はこの神社の入り口です・・・
迎久須志神社が九合目とのことなのですが、この近辺には「九合目」であることを示すものは何もありません(T T)
このため、僕たちは本来の頂上を九合目と思いこみ先に進んでしまいました



迎久須志神社の鳥居には、誰が始めたのかたくさんの硬貨が差し込まれています。
鳥居を通り過ぎると目の前に小さな祠があるのですが、中には岩しか無くて「これが神社?」という感じ。
迎久須志神社を過ぎると、頂上まではあと30分ほどです。
頂上に至る道のりは、富士登山の最後を飾るにふさわしく急斜面に続く岩の階段を登るかなりキツイ道のりです。
この辺りに来ると個々人の体力差によるペースの差がよりいっそう激しくなります。
ペースが遅い人や休憩する人はちょっと脇に逸れるなど気遣いが必要です。
僕ははやる気持ちを抑えられずについ調子に乗りすぎてしまったのですが、これが失敗(涙)
あとで、高山病が悪化する一因となります。
最後の最後に体調が悪化しては意味がないので、あくまでゆっくり確実に進んだ方が良さそうです。



階段状に続く急な斜面を登り終えると、白い鳥居が段々と近づいてきます♪
もしかして・・・、狛犬いるし・・・
鳥居御橋と呼ばれるこの部分を登り切ると・・・
あ、頂上だ!!
8:50 富士山山頂に到着♪
富士山頂上浅間大社奥宮の碑がお出迎え〜
いやー、登り切りました♪標高3720m
(富士山の本当の山頂は3776m。それはこれからお鉢巡りにて登りますw)
山頂付近には4軒ほどの山小屋が並んでいて、記念撮影をする人・登頂の喜びにふける人・さっそく一杯やる人等で結構混雑しています。
今回は、天候不順で時間をずらしての登頂となりましたが、御来光の時間に登頂した場合はもっと大変なことになっているそうです。
登り途中に渋滞もなく景色もいい中登れたので、この行程は結構良かったのではないかと思います。



せっかく頂上までたどり着いたので、久須志神社を覗いていきましょう。
錫杖を持っていると登頂記念に刻印を入れてくれるみたいです(300円)



頂上にたどり着き一安心したところで、急速にお腹が空きました(笑)
高いと分かっていても記念に食べたくなってしまう。
それが頂上ラーメン(笑)
どう見てもサッ●ロ一番なんですが、頂上で食べれば800円のインフレ価格・・・
それでもなぜか大満足してしまうところが富士山の奥深いところw