初心者のための富士登山ガイド > 須走口登山道 > 新六合目 長田山荘の次は・・・
14:17(気温14℃)
五合目を出発してから92分。やっとの事で新六合目 長田山荘(標高2400m)に到着。
な、長かった・・・(笑)
これまで登った二つのルートでは、六合目までは足慣らし的な雰囲気で斜面もきつくなくて時間的にも30分くらいな感じだったのですが、さすがに須走口はひと味違う。
距離2km、標高差400m、所要時間92分と、初っぱなからハードな道のりでしたよ〜

新六合目 長田山荘の標高は2400m
衝撃的なことに、この標高は富士宮口五合目と同じ標高であり、登り口を変えるだけで今までの1時間半が短縮されるのかと思うと様々な意味で考え込んでしまいます(笑)
もっとも、だからこそ他の登山道ではあまり見られない樹林帯歩きが堪能できるのですが。。。
長田山荘は、トイレ200円、山小屋での休憩は500円、ペットボトルの水は400円といった物価感でした

新六合目 長田山荘から先は、再び灌木の間に谷のように削られた道を登っていきます。
時々、大きな岩を登る場面もありますが、比較的歩きやすいルート。
登山道沿いにはユリの花がきれいに咲いていました。
標高が高くなるとこういった花も見られなくなるので今の内に堪能しておきましょう♪
徐々に斜面がキツクなり、比較的真っ直ぐだった道がつづら折れるようになってきたらもうすぐ本六合目 瀬戸館に到着となります。
15:02(気温14℃)
新六合目 長田山荘を出発してから32分ほどで本六合目 瀬戸館(標高2700m)に到着しました。
五合目から新六号目までが約90分、新六号目から本六合目までが約30分ですからずいぶん近く感じます。とはいえ、この後は概ね3〜50分間隔で山小屋があるので一番最初が一番キツイってことですね。
「新」とか「本」とか「元祖」とかで、同じ合目が沢山あるのは富士山ではお馴染みなのですが、そもそも須走口は山小屋の数自体が少ないのだから、こんなややこしいことする必要ないのに。

五合目からの距離2.9km、所要時間2時間20分といった感じ。
さすがにくたびれ感が漂っていますが、この時点で既に本日の行程の半分以上を消化済みなのです。そう考えると須走口ってそれほどキツクないようにも思えます(笑)
長田山荘は、トイレ200円、食事(定食・丼物等)は1000円くらい、ペットボトルの水は400円といった物価感で、面白かったのはスナック菓子が300円で大量に売られていたことでしょうか。
この付近では雨は降っていないものの霧がだいぶん濃くなってきました。
恐らく雲の中を通過しているのだと思うのですが、こういう状況だと雨でなくても荷物や体が濡れてしまいます。
そこで体には雨具、リュックにはザックカバーを装着。こういう時のためにもリュックはザックカバー付きを選んでおくと便利です。
10分ほど休憩したら先に進みます。
というのも今日は夏だってのに寒いんですよ・・・。じっとしていると体が冷えてしまうのでおちおち休憩もできません(T T)

本六合目 瀬戸館より先では灌木はほとんど見られなくなり、荒涼とした富士山らしい風景が広がってきます。
天気がいい日なら、西側に富士山を望むことができるはずなのですが、今日は完全に霧に覆われていて全く展望が得られませんでした。

途中、廃業した山小屋と思われる残骸や十六夜塔が建つ小さな祠を見ながら登っていくと、徐々に道は岩場となり険しい感じになります。

それにしても、今日は展望が悪い。はっきり言って足下しか見えない。
天気だけは仕方ないこととはいえ、こういう感じだとやはり気が滅入ります。
あ〜、ガッカリ〜、と思いながら重い足を引きずっていたときでした!
雲の向こう側に太陽が見えてきたと思ったら・・・
あっという間に霧が晴れて抜けるような青空!!どうやら雲を抜けたようです。
一気に晴れたこの風景はホント感動的♪
周囲を歩いていた人たちも歓声を上げてたりして、みんな一気に元気になりましたよ〜
いや〜、太陽ってスゴイ!
さっきまで霧の中で寒くてガタガタ震えてたのに、霧が晴れたら一気に気温が上がっちゃう感じ。おまけに気分まで晴れやかになちゃうのだから不思議なものです。

嬉しかったので青空の写真を撮りまくり♪
しかし写真ではあの感動はほんの一部しか伝わらないなぁ。
是非、登って体験して欲しい!

登山ルートは少々急な斜面をつづら折れを繰り返しながら登っていきますが、路面は比較的綺麗に整備されているので歩きやすいです。
