初心者のための富士登山ガイド > 須走口登山道 > 七合目 大陽館、頂上を眺めながら登る
16:08
本六合目 瀬戸館を出発してから約1時間ほどで、七合目 太陽館(標高2920m)に到着です。
五合目からの距離4.0km、所要時間3時間23分。
たった4kmの道のりに3時間以上掛かるとは・・・、と思ったりもしますが、富士登山的には標準的なペースと思われます。
大陽館は、宿泊時の食事が良いことで知られる山小屋で、ハンバーグや焼き魚の定食に御飯&豚汁がお代わり自由という大盤振る舞いらしいです。
富士山の山小屋では量的にも微妙なカレーが一般的なので、このアドバンテージは大きいのですが、1日目に登る距離としてはちょっと短めになってしまうのが難点です。
大陽館は、トイレ200円、名物の豚汁が735円、ペットボトルの水は400円といった物価感。

冷えた体に温かい豚汁・・・、あ〜、ヨダレが出そうなほど食べたい(笑)
確かに多くの人たちが豚汁を堪能していたので非常にうらやましかったのですが、時間的に微妙なのとやはりちょっと高いので断腸の思いで食べずに出発。
ゆっくり登ろう富士登山
漫画太郎的なタッチの絵で富士登山の神髄に迫っています(笑)
20分ほど休憩して、次の山小屋となる本七合目 見晴館を目指します。
大陽館から先は天気が良くなったこともあり、上を見れば富士山頂、下を見ればこれまで登ってきた登山道と雲海という絶景の連続の中を進みます。
やっぱり苦労して登るからにはこうでなくっちゃ!

大陽館を出てすぐのルートは下山道と兼用となっていて、少々路面が緩くズルズル滑ってしまうため少々歩きにくいです。
しばらく進むと再び下山道と分岐し岩の多い道をグイグイ登っていきます。
ふと見ると路肩には落石注意の看板もあったり〜
空を見上げたら、青空に1本の飛行機雲♪
こんな青い空地上じゃなかなか見られませんよね〜
さらに雲海にくっきりと浮かぶ影富士まで!
晴れてきたおかげで富士登山の絶景が次々に我々に襲いかかってきます(笑)

そんなアレコレを堪能しながら足取りも軽く(ウソ)登っていくと、「見晴館まであと5分」との看板を発見しほっと一息。
つづら折れをえっちらおっちら登っていくと、山肌に建つ石垣が見えてきます。
もうすぐ、本七合目 見晴館〜

見晴館の入口には、環境省が設置した登山者数計測装置がありましたが、一旦どんな統計に使ってるんでしょうね〜。とか考えながら、白い鳥居をくぐると見晴館(標高3140m)に到着♪
17:14(気温9℃)
七合目 大陽館を出てから約50分、五合目からの距離4.8km、所要時間4時間29分。

水やジュースなどの値段は、これまでより50円高くなりましたが、食事はちょっと値下がりしているような気がするのですが・・・。時間配分的な需要と供給の関係によるのでしょうか?
それと、ここから先はトイレの値段が何故か100円と安くなります。
富士山では登れば登るほど物価が高くなるのに何故でしょうね〜?
翌日、ご来光を目指すことと、1日目の登山のバランスから考えると、この辺りに宿泊するのが良いようにも思えるのですが、見晴館は収容人数が120名と少な目なため直前予約では確保できず次の下江戸屋まで登ることになってしまいました。

さて、須走口富士登山1日目も残すところ後わずかとなってきました!
なので休憩もほどほどに最後の登りへと出発したいと思います。

これまで同様、急斜面にへばりつくように続くつづら折れを登っていきます。
周囲には遮る物は何もなく淡々とした風景が続いていき、長丁場の登りに体が悲鳴を上げています。
途中、下山道と合流している部分は、またしても滑りやすい路面で最後の最後まで油断はできません!
17:46
本七合目 見晴館を出てから約30分、五合目からの距離5.3km、所要時間5時間4分、というところで、本日のゴールとなる下江戸屋(標高3270m)に到着です〜
いや〜、標高2000mからのスタートで3270mまで登ったということは1270mを征服したということです。須走口の山頂は標高3720mですから標高差では74%を征服しちゃったことになります。
この調子なら明日はラクチンな予感!?
と、ボンヤリと考えつつ下江戸屋へ入りました。